コロナのエコキュートが故障した件
冷え込みが厳しくなり、帰宅して暖まりたいので給湯スイッチを押した。
が、反応がない。
というか、リモコンの表示部が無表示なのである。
ウンともスンとも言わないので、リモコンを取り外して電池交換かと見たのだが、電気式であったため、電源の問題ではない。
室内側のリモコンは手の付けようがないというか、故障する心当たりがないので浴室側のリモコンかと思った。
浴室のリモコンも表示部が無表示になっており、取り外しも出来ない。
説明書を引っ張り出し、エラーの対処法を探る。
室外の給湯器の漏電ブレーカーを確認するとのことであったため、暗闇の中本体の漏電ブレーカーを確認する。
落ちていない。
ということは、室内のリモコンの問題であろう。
工務店に連絡を入れる。
「サポートに連絡してくれ」
との返事。
そういうアフターサポートをそちらにお願いしたいのだが無情である。
一旦家自体のブレーカーを落としてみたのだが改善はされず、コロナのサポートに電話した。
365日24時間受付(夜間受付も対応)とのこと。
心強い。
夜でもお湯の心配がないわけだ。
携帯から連絡を入れるが、携帯電話からはフリーダイヤルが対応していない。
この辺りの仕組みはわからないのだが、携帯からも対応していただきたい。
年配男性が対応してくれた。
何となく、こういうコールセンターは女性が対応するところが多いため、少し戸惑いを覚えてしまった。
20時も過ぎていたので、夜間対応の当直の方なのかななど考える。
「リモコンの表示が出来なくなっていて、エコキューとの漏電ブレーカーも確認したのですが、落ちていませんでした。家のブレーカーも入れ直したけど、復旧しません」
『あ~、それは何らかの理由で漏電していますね』
「漏電ブレーカーは上がってましたけど…」
『そうですか。では、リモコンでしょうか。明日担当の者からご連絡差し上げます』
「明日になるんですか!?」
『全国の受付なので、ご連絡が明日になるんです。ご迷惑おかけします』
24時間受付対応であった。
なるほど。
仕事明けに連絡を頂くよう約束し、その晩はエコキュートに溜まっていたぬるま湯で体を流した。
寒い。
翌日、仕事終わりに約束通り連絡を頂き、修理に来てもらった。
室内のリモコンへ案内しようとしたのだが、まずは外の本体を見るとのこと。
雨の中見て頂く。
個人的にはリモコンだけと思うのだが…
ブレーカーをチェックし、基盤の通電をチェックされている。
すると
『原因がわかりました。ヤモリが基盤の裏に入ってショートしたみたいです』
基盤を取り外し、現物を見せてもらう。
基盤の交換になり室内で待っていてくださいとのこと。
基盤の交換…
おいくらぐらいになるのだろう。
待つこと15分。
ピピーッ
!!
おお。
通電した。
室内も確認してもらう。
浴室との通話の不具合が起きていたのだが、基盤交換で治っている。
『今回のケースはあってはならない事なので、無償交換になります。再び同じことが起こらないように対策もしています』
おおお。
ありがたい。
エコキュート本体だったら何十万かかるだろうかと危惧していたので、ホッと一安心。
対応が素早く、説明もしっかりしていた。
コロナの対応の評判は今一つだったので心配していたのだが、前評判にはそぐわぬきちんとした対応であった。
何かしらの不具合が生じた時はすぐにサポートに電話することをおすすめする。
修理日から暖かいお風呂に浸かれたのであった。