コロナのエコキュート修理のポイント
コロナのエコキュートを使用して丸三年が経過したとき、再び故障した。
エラーコード【E50】
症状としては、湯を張り終えたのちエラー音が鳴り、リモコンにエラーが表示される。
二度目の故障であったため、すぐに家人がコロナに連絡したらしい。
コロナの回答は、
「浴槽のフィルターを掃除して、エラーを解除してください。続くようであれば再度連絡ください」
とのことだったらしい。
前回の修理から約半年後の出来事であった。
Photo by Daniel Fazio on Unsplash
私が気づいたのは症状が出てから4日後の週末である。
平日は、仕事から帰宅する前に解除まで家人がしていたのだ。
タイプ0というリモコンであったので、エラーは「ecoガイド」と「タンク湯増し」を5秒同時押しで解除できる。
※他のタイプは
エラー音がなりエラー表示が出ると毎回解除していたらしい。
もちろん、浴槽内のフィルターはマメに掃除しているので、フィルターの詰まりではない。
数日続いているということなので、カスタマーサービスに連絡すると、「翌日担当から連絡を入れさせます」(夜間であったため)との返答。
翌日すぐに連絡が入り、症状を伝えると、当日点検修理に来るとのこと。
前回と同じ方が修理に来てくれた。
「ご迷惑おかけしております。半年ぶりですね」
今回は室内のリモコン点検はなく、室外機の方へ直行される。
循環ポンプを点検し、交換となる。
動作していないらしい。
ここでチェックしておきたいことは
・故障の原因
・頻繁に起こることなのか
・修理後はどうなるか
の三点を抑えておくことである。
故障の原因を聞いておかねば、間違った使用法や注意点について知ることができない。
使用者の責任なのか、商品の問題なのかはっきりしておくことが必要だ。
今回は純粋に循環ポンプの動作不良であるとのこと。
頻繁に起こることかどうかは、他の事例も出ているのか、また、機械的に弱いところなのかを確認しておく。
よく出ていることであれば、リコール補償の対象であるかもしれないし、無償交換になることもある。
前回はまれなケースということで、無償修理をしていただいたが、今回は部品の故障なので負担は止む無しであろう。
頻繁ではないらしいが、やはりモーター部分なので何らかの原因で故障する箇所であるとのことであった。
今後については、また同じ箇所の故障が発生するのか、耐用年数はどれくらいなのかを尋ねておく。
そうすることで、急な出費に対する備えができる。
すぐに故障するようなことはないとのことであった。
部品交換のみであったので、数十分で完了した。
循環ポンプは新品になった。
実は、この手のポンプは高価である。
さらに出張費や技術料があり、修理は費用がかかるものだ。
目の前で伝票を切るおじさんをハラハラと見つめる。
ビッ
「はい、こちらにサインをお願いします」
…ん?
0円
えっ?
『今回の支払いは、無料で大丈夫なんですか?』
「半年前も修理して、ちょっと早すぎますし、まだ三年ですよね。これはちょっと代金はいただけません。上にあげておきますから、何とかなるでしょう」
出張費や技術料(作業料)すら請求されず、おじ様は爽やかに帰って行かれた。
故障が多い気もするのだが、コロナの修理部門は素敵である。
修理を依頼するときは、しっかり上記の三点を抑えて、故障について理解するように心がけよう。