聴く技術の4パターン
みなさんこんにちは
人の話を上手に聞くことは、人間関係を構築するうえで大切なことです。
自分の意見を述べることも同じように大切なのですが、今回は聴く技術についてお話します。
あなたは聞き上手でしょうか??
話を聞くと一言に行っても、年齢や性別、関係性などで聞き方は違ってきます。
相手の話を聞くときは耳を傾けますね。精神科や心理の世界では「聴く」という表現を好みます。
これは「聞く」という漢字は音が入ってくるニュアンスであるのに対し、「聴く」は耳を傾けるというニュアンスを含んでいるからです。
つまり、相手の話は耳を傾ける「傾聴」が基本になるのです。
それぞれのパターンのすぐ使える技術を今回はお伝えします。
女性が男性の話を聴くとき
男性は知識や理論をベースに話を展開します。
得られた知識を披露したり、考えていることの整理に対して話をするのです。
話の目的は情報の交換であったり、議論であったりするのです。
女性としては、男性の話に興味があるような相槌を打つことが好ましいのです。
詳しく一つのことを掘り下げるので、途中でどうでもよくなってしまいますが、そこはグッと我慢して、「そうなんだね」「よく知っているね」と多用するとポイントが高いのです。
また、内容に対して質問をすると、さらに話が広がることでしょう。
決して否定したり、馬鹿にしてはいけません。
もし、違う意見をもっていたら、相手の意見を認めつつ、「私はこう思うよ」と伝えるとよいでしょう。
男性が女性の話を聴くとき
女性は感情をベースとして話を進めます。
何がどうだったかや、こんなもの見た、こんなことあった、こう感じた、などですね。
話をすること自体が目的なので、ちゃんと相槌を打っていれば大丈夫です。
時折確認されますが、「そうだと思うよ」や「難しいね」などの返事で概ね切り抜けられます。
あとは適度ににっこりしたり、一緒に悩んでみたりすれば大丈夫です。
脈絡がないように感じ、うるさく思えるかもしれませんが、女性の言語コミュニケーション能力は男性よりも高く、およそ4倍と言われているため、とにかく聴くことに徹しましょう。
最後にねぎらいの言葉など入れるとベターです。
女性が女性の話を聴く
女性同士の話は、お互い話し続けることになります。
会話をしていることが目的なので、取り留めなく時間は過ぎていきます。
うまい話の聞き方は、相手を褒めることです。
適度に持ち上げておくと、話は弾み相手はいい気持ちになってくれます。
嫌味っぽい言い方などもよく出てくるのですが、反応せずに落ち着いて対処しましょう。
男性同士の会話
男性同士は目的遂行型です。
要件済んだら終わりがちです。
基本的に議論は好きなので、積極的に質問をしましょう。
データ重視なので、話の根拠や情報ソースを入れると話が深まります。
ついついヒートアップしがちですので、適度に引いて話を進めましょう