おむえす

脳に栄養を

片付けの3ステップ

片付けられないと困っている人と、片付かなくても困っていない人が居る。

もう少し深く掘り下げると、片づけられなくて生活に支障が出る人々と、周囲から片付けなさいとは言われるが本人は特に困っていない人々だ。

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後者は、ある研究によると非常に高い能力を有しているらしい。

雑然としたように見える空間は、実際はクリエイティブさを発揮するのに適しているらしく、そもそも必要のないものは見つからない所に追いやられていくために、必然的に優先度の高い重要なものが見えやすく取りやすい位置にあるのだという。

個人的な感想としては、片づけられない人は「何がどこにあるのか」を全体的に把握している。

モノの場所が大まかに理解できており、直前の記憶を再生し見事に見つけ出すのだ。

 

とまあ、片づけできない人の正論を挙げたところではっきりとお伝えしよう。

 

片付けていないそのスタイルは、他人から見ればだらしなく汚いものである。

 

 

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公認心理士学習 1-5

先輩から論文を書くように叱咤激励を頂いた。

書こうとは思っているのだけれども、忙殺されている。

という、都合の良い言い訳で逃げているのだろうと思った早朝であった。

 

1-5

秘密保持について。

個人情報保護法の観点からも、職業倫理的にも、秘密保持は最低限守るべき絶対的な観念である。

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公認心理士学習 1-4

今回は学習部分が長くなったために、1-4のみ投稿する。

遅々として進んでいないのはご容赦いただきたい。

 

1-4-1

公認心理士は十分な教育訓練によって得たスキルを持って、専門的能力の範囲内において援助を行う。

範囲外の事柄についてはリファーしなければならない。

心理療法によって5~10%のクライエントに状態の悪化が生じる。

的確に心理的アセスメントを行い、能力的範囲の内外を判断する。

<注意の標準>

医療における「医療水準」に準じ、特定の情況のもとでの過失の有無を判断する。

専門分野の進歩に伴う新たな知識・技術を習得し、ガイド来や実証的研究の内容折開始、実践上の水準に達すべき義務を負っている。

注意義務である。

<専門的能力>

教育…座学での教育であり、養成機関での講義や演習、卒後研修など

訓練…実地研修

経験…スーパービジョンを受けて得られた実務経験と専門的な経験も含む

 

どちらも個別具体的な行為に関する判断であり、それぞれの手技手法における専門的能力が求められている。

 

1-4-2

タラソフ判決とは

1969年10月27日アメリカ合衆国において、P・ボダーは、T・タラソフを殺害するという事件が起きました。ボダーには精神科に通院しており、カルフォルニア大学のコーウェル記念病院のセラピストであるムーア博士の治療を受けていました。事件の2カ月前、ボダーは「ある女性がアメリカに帰国したら銃で撃つ」とムーア博士に述べていました。ボダーは誰かと名前を言いませんでしたが、ムーア博士には、それがタラソフであることが推測できました。ムーア博士は、警察にボダーの身柄を拘束するように要請し、警察は短期間ボダーを拘束しましたが、ボダーが理性的な状態にあるとしてタラソフに接近しないよう約束させ釈放しました。しかし、ボダーは帰国したタラソフの家に行き、彼女を殺害しました。タラソフの危機を知る医療関係者に、彼女やその家族に警告した者はいませんでした

タラソフの両親は損害賠償請求訴訟を起こしました。ポダーがタラソフを殺害する可能性があることを知りながら、タラソフに知らせなかったことについて、ムーア博士をはじめとする関係者を訴えたのです。一審、二審では両親の訴えは棄却されましたが、カリフォルニア最高裁判所では意見は守秘義務と警告義務の間で意見が分かれたものの、次のような判決を下しました。

「医師や治療者は、患者の状態が他害を及ぼすことが予測される時は、功利主義という観点から守秘義務が免除され、警告義務がある

これ以降、守秘義務は相対的義務であるという考え方が、医療者に浸透することとなりました。

警告義務は以下の四点に集約される

  • 犠牲者となり得る人に対しての警告
  • 危険を知らせることができる可能性のある人たち(家族や友人など)に警告
  • 警察に通告
  • その他、合理的に警告が必要と判断される方法を用いて、いかなる方法をも用いて警告

 警告に留まらずに犠牲者となり得る人を積極的に保護する「保護義務」を有する。

これは自傷他害に適用され、自殺も同様である。

心理的アセスメントを行い、明確で切迫した危険が存在するかどうかを判断する。

医師との連携を密にし、危険行為を行う機会と場所を与えないようにする。

心理援助を集中的に行い、援助の明確な記録が必要となる。

 

1-4-3

相手に対する差別や暴力は決して許されず、相手を見捨てる行為も行ってはならない

初回面接で的確に心理的アセスメントを行い、必要であれば直ちにリファーを行う。

公認心理士があらゆる理由により不在となるばあいは、要心理援助者と話し合い今後のリファーや終結を判断する。

このような場合に対応するためのマニュアルを各職場で整備しておく。

 

1-4-4

1人で抱え込まず、連携相手やリファー先を開拓しておく。

スーパービジョンやコンサルテーションを得る。

クライエントが情報提供に同意し、連携先を選択できるよう、インフォームド・チョイスを心がける。

 

今日覚えておくこと

専門能力の範囲内で援助

能力外の事象はクライエントの同意と選択を得てリファーする

心理援助によってクライエントの状態悪化が起こることがある(5~10%)

自傷他害の恐れのあるときには、警告義務および保護義務が、クライエントおよび関係者に対し発生する

援助の際には必ず明確な記録を残す

マイルドなADHD

このような雑記ブログであるにもかかわらず、初めてコメントを頂いた。

ありがとうございます。

誠意更新していきたいと思う所存です。

 

さて、更新の遅れの言い訳をすると、心理検査の所見が多かったのである。

普段はWAIS-Ⅲのオーダーが多いのだが、WISCの依頼が出た。

お恥ずかしい事に、当院はWISC-Ⅲしか置いていないので、精度には疑問が残る。

当院の主対象者が成人期以降の地域で生活可能な方であるため、児童用の検査一式や専門治療は行っていない。

それでも中高生の保護者からの相談は多く、私も多くのカウンセリングを担当させてもらった。

一時期、ADHDを持つ高学歴の高校生を同時にカウンセリングしていた。

大学進学を視野に入れた時に、ケアレスミスによる得点の伸び悩みが顕著になるのだ。

薬物治療に対しては慎重に行う方針であるため、心理査定と面談を繰り返し対処法を探していく。

それでも本人が望むのであれば、服薬治療が開始される。

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公認心理士学習 1-3

集団療法の対象者が、この数カ月頑なで拒否的である。

プログラムには参加しない、声かけには否定的態度を取り、対人コミュニケーションが乏しくなっている。

1人で臥床しているか、離れたところで読書をしている。

先日、私のメンターである元上司にバイズを求めた。

何をしても変わろうとしないクライエントに辟易としていた。

あの手この手で関わっていたつもりであった。

「しません」「結構です」でコミュニケーションは阻害される。

そのような話を包み隠さず述べた。

バイザーの一言は的を射ており、私が目を背けていた事実に直面化させられた。

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公認心理士学習 1-2

新しい実習生を受け入れる時、本人の緊張感を大切に取り扱っている。

緊張感を感じることができることは、本人にとって必要な能力であるし、その緊張感はクライエントにも伝わるのだということをまず感じてほしい。

さらに、実習生が感じるようにクライエントも緊張するということを体験して欲しいのだ。

しかし、実習生の半数は緊張しなかったと答える。

それは、緊張と言うものの共通言語がなされていないのだと思う。

時間をかけることにより、振り返った時に緊張感についてとらえ直すことができる。

真剣である以上緊張感は感じてよい。

緊張しているとメタ認知出来ることが重要なのである。

 

では1-2-1に入ろう。

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公認心理士学習 1-1-3 1-1-4

冷え込みが厳しい。

インフルエンザも猛威を振るっている。

こういうときは、ネックウォーマーなどで、しっかりと喉を温めておくことが感染対して有効である。

では、本日の学習を始めよう。

 

公認心理士の業務と役割は「国民からの負託」である。

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