おむえす

脳に栄養を

日記のススメ

COVID-19の最中、みなさまどうお過ごしだろうか。

自宅待機で耐え難きを耐えていらっしゃることだろう。

筆者は医療関係者であるため、緊急事態宣言の中、トコトコと電車に揺られて出勤している。ハイリスクである。なおかつ職務内において外来検温対応を行っているので、ことさらである。

通勤手段自体を変えたいのだが、自家用車も職場の駐車場もなく、バイク通勤の選択肢しかない。そもそも電車の定期を長期で買ってしまっている。感染リスクを取るのか、バイク事故のリスクを取るのか、考え物である。

 

さて、クライエントからの相談で多いのが「日中に何をしていいかわからない」という相談である。

同じような報道が流れるテレビには辟易とし、スマホをなんとなくいじっているのだという。

地域差はあるのだろうが、外出自粛要請の折、散歩もままならない。

ご家族がいらっしゃる方であれば、互いの息遣いまでも気になってくる。

いままで時間がないと嘆いていたにも関わらず、休みが続くとやることがないわけである。

 

まず、日記を書こう。

書くことがないと考えるのであれば、「今日は書くことがない」という一文から始めてよい。

日記をその日にあった出来事を記すものとして我々は思い込んでいる。

日記は日々記すものであり、何も特別な体験を記す必要はない。

そのような機能はインスタやらツイッターやら各種SNSにまかせておけばいい。

日記には気になることや、やりたいこと、思い出したことなど、その時感じたことを記入しておけばいいわけなのだ。

メモで構わない。

箇条書きで構わない。

振り返ることすらいらない。

ただ記してみる。そこから始めてみることで、脳が活性化され意欲が生まれる。

明日やりたいことが見つかるかもしれない。