コスパ最強のバッカンを求めて
私の趣味は釣りである。
以前はよく夜釣りに行っていたのだが、一緒に行っていた人物より腕を折られ、治療費を払わず逃げられたため、行かなくなっていた。
何より、痛くて釣りどころではなかったのだが、暴行事件より一年後、主治医の許可が出てリハビリがてら釣りに行った。
ところが、重いものが持てない。
釣りの道具をすべて見直さなければ釣りをすることが難しくなっていた。
もっていく小物はすべてまとめて、移動はキャリーカートで済ませねばならない。
磯などは手を着くことへの制限があるため危険で行けなくなり、もっぱら防波堤からの釣りになる。
さらにライトタックルでないと腕が痛い。
もう、とにかく不便である。
ふかせ釣りをしていても、コマセを打つ手を動く方の手で行う必要があるため、持ち替えたり竿を置いたりと忙しい。
それではと紀州釣りを始めたが、ダンゴを固く締められない。
スカリや水くみバケツを引き上げるのも片手で行うから大変である。
とにかく移動をコンパクトにと試行錯誤していたのだが、どうしてもバッカンが小さい。
30センチ幅のバッカンを使用しているのだが、ここにタックルケースやスカリが入れられないので、クーラーボックスに入れる。
バッカンの中にはマキエなど。
しかし、力が入らずキャリーカートへの固定がきつく締められないため、移動中に崩壊してしまうことがある。
バッカンには蓋が無く、飛び出ていくエサ類。
どうにかきつく固定すると、ソフトタイプの折りたためるバッカンなのでヘコんでしまい、結局緩くなる。
もう新調するしかない。
しかしバッカンはちゃんとしたものを買うと高い。
シマノ(SHIMANO) フィッシュバッカン EX (ハードタイプ) ホワイト 50cm BK-124R
- 出版社/メーカー: シマノ(SHIMANO)
- メディア: スポーツ用品
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自費医療のせいで趣味に金銭はかけられない。
半年ほど悩みぬいた。
買えないまま過ごしていたところ、今月が有効期限である携帯の更新ポイントの連絡がきた。
3000P。
何かと交換しようと思っていたのだが、いろいろ調べていくうちにショッピングで使えることが判明した。
他に必要なものはなく、貯まっていたポイントを合わせると10000Pはある。
バッカンを買うなら今しかない!
予算を気にせず候補を挙げていく。
ポイントは3つだ。
①ハードタイプ
②横幅40センチ以上
③蓋つき
釣りと言えばシマノ
シマノ(SHIMANO) バッカン リミテッドプロ(ハードタイプ) リミテッドブラック 40cm BK-111R
- 出版社/メーカー: シマノ(SHIMANO)
- メディア: スポーツ用品
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活かしポンプも付けられる優れもの。
でも使う機会はない気がする。
シマノを買っておけば間違いはない。
対抗馬はやはりダイワ。
タオル掛けが便利らしいけど…
うーん、、、可もなく不可もなく。
デザインで言えばやはりDRESS。
スタイリッシュ!
スカリがDRESSだから正直欲しい。
ロッドスタンドも高評価。
しかし高い。
DRESSは段々高くなっていっている気がする。
少し金額を抑えて考えるとこのあたりか。
MAZUME(マズメ) バッカンII MZBK-345-02 ホワイト
- 出版社/メーカー: マズメ(MAZUME)
- 発売日: 2017/10/05
- メディア: スポーツ用品
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他にも様々な有名・無名メーカー品が存在する。
コスパを求めてしまう男性脳としては、どれが一番お得かが重要である。
なおかつ私のように障害がある場合は、楽に移動できるという点が重要視される。
セルフユニバーサルデザインだ。
半月悩んだ末、決めたのはこちら。
プロックスのEVAタックルバッカン。
決め手に乏しくどれにするか迷っていたのだか、探し続けて出会った。
何にひかれたのかというと、ロッドホルダーである。
なんと左右に二つ付いている。
合計4つのロッドホルダーだ。
こんなに必要かというと甚だ疑問であるが、多いに超したことはない。
玉網と磯竿と投げ竿とルアーロッドが置ける。
うん、4つはいいね。
さらに、タックルケース付き。
ピッタリサイズのクリアケースである。
これにある程度まとめられれば荷物が減っていいなと思っていた。
いやいや、余裕がある。
優秀である。ハードのタックルケースは不要のようだ。
中はもちろん広い。
側面の作りがしっかりしているので、自立できる。
折り目もない。
問題はDRESSのスカリが入るかである。
感動した!
あつらえたかのごとくピッタリである。
もう、絶対これオススメ。
あえて欠点を書くのであれば、
上蓋がハードなので、半分だけ開けることや、側面に留めておくことはできない。
一方で移動時の安定性は抜群に良い。
ショルダーベルトは取り外しができないので、磯に行けない防波堤のみである私にとっては少々邪魔である。
これ一つで釣行がグッと楽になるだろう。
隻腕の釣りファンとして頑張っていきたいところである。