公認心理士学習 1-1-3 1-1-4
冷え込みが厳しい。
インフルエンザも猛威を振るっている。
こういうときは、ネックウォーマーなどで、しっかりと喉を温めておくことが感染対して有効である。
では、本日の学習を始めよう。
公認心理士の業務と役割は「国民からの負託」である。
心理アセスメントを基礎として面接を行い、心理アセスメントの幅と精度を高めながら、関係者との連携を欠かさず、要心理支援者の援助を行う。
ここで、テキストにも「名称独占」の記載がされている。
やはり公認心理士は名称独占資格であり、公認心理士という名称を負う以上、責務を十分に理解しておかねばならない。
国民からの負託とはどういうことだろうか。
負託自身の意味は「他人に任務や責任を引き受けさせて任せること」であるので、公認心理士は心の健康の保持増進について、国民から委託されているわけである。
このことを踏まえて、業務の適正を図り、専門性を発揮することが求められているのだ。
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資質向上に努める
「生涯学習」と「自己研鑽及び相互研鑽」の二つの軸が挙げられている。
公認心理士を受験しようとしている皆様は、現職においてもこの点はしっかりと意識されていることだろう。
公認心理士においても重要であり、常に向上していくことが求められている。
生涯学習において、法制度や手技手法は改訂更新されていき、新たな技術が開発されていく。
このような環境において、常に主体的に学習していく必要があるのは自明の理であろう。
これにより自己研鑽が行われていく。
しかし自己研鑽には限界がある。
そのため、相互研鑽の機会を多く持つことだ。
相互研鑽の場としては、研修や研究会などが想定されている。
臨床心理士であれば資格更新のためにも必要な事であるが、カウンセリングという閉鎖された空間の中で行う治療過程を、症例(事例)検討やスーパーバイズ(スーパービジョン)を積極的に行い、面接の効果と精度を高めていくことが必要である。
様々な研修の機会を用いて、多角的な視点を養っていこう。
今日覚えること
国民からの負託による業務と役割である
公認心理士は名称独占資格である
生涯学習と自己研鑽、相互研鑽に励む