おむえす

脳に栄養を

小銭拾いの真実

日付の変わるころ、@37.0を突破したXEMのお祭りを羨ましく思いながら眺め、眠れぬ夜を過ごした。

 

一夜明けると、利確に動くZaif民の動きの大きさに驚いた。

ここは辛抱のしどころかと思うが、リスクは少なくしたいという気持ちはよくわかる。

 

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リスクを取ればハイリターン。

 

当然である。

 

リスクが取れない行動はすべきではない。

リスクと感じている時点で、それは負担となっており、対応能力を超えている。

 

投資家はリスクを取るのか

投資家はハイリスクだと覚悟して投資しているだろうか。

証券会社に勤める友人はこう話す。

 

「リスクなんて一つも考えていない。とにかく利益追求」

 

顧客の願いはそれだけである。

ハイリターンを望むだけだ。

リスクなんて管理の範疇内であり、身の丈を越えることはない。

ハイリターンを見越して投資するのである。

リスクを覚悟なんてしないのだ。

だから投資家は投資家と成っていく。

リスクを恐れた時点で小銭拾いなのだ。

 

精神医療での小銭拾い

副作用を恐れて飲む薬の効果は薄い。

いわゆる「プラシーボ効果」である。

回復への希望が強いほど治療効果は高い。

 

カウンセリングも同様である。

はっきりとした目標を持つ人ほど、効果は高い。

休職期間が決まっていれば、その期間内で回復する。

 

このくらい楽になったらいい、治ってしまうのが恐い

 

そう思っている間は、真の回復は訪れない。

 

展望を持つ

では、どのようにしたらよいのか。

 

しっかりと情報収集し、考え、行動する。

そうして選択した行動は、ハイリスクであるはずがない。

いつも結果はハイリターンだ。

 

 

患者さんを対象に、仮想通貨への投資を募りたい。

利益出たら手数料3割。

損益だと元本保証が元本の3割まで。

楽しいと思うのだが、精神状態は安定しないし、倫理的にも問題がある。

というか、なんか色んな法にひっかりそうなのでできない。

展望を開くと、これはハイリスクであるため、範疇を越えているわけだ。

Zaif