ミサイルで円高
今朝、出勤の準備をしていると北朝鮮のミサイル発射の一報が入った。
各社によって、表示方式が違うのか残念ながら全体が表示されているのは日テレだけであった。
もっとも、これは私の地域だけかもしれないのでご了承いただきたい。
他局は全体が表示されていなかった。
ミサイルは日本列島に着弾することなく太平洋上に落ちたという。
ひとまず安心だった。
次のニュースでは、円高に振れたということだった。
今回のミサイル発射は国際緊張が高まるだろう。
特にアメリカの北朝鮮へ対する警告を無視した形の軍事アピールとなり、アメリカの対応に注目が集まる。
トランプ氏は、アメリカはもはや世界の警察ではないのだとかつて公言していた。
しかし、アメリカの警告を無視するという行為は、強いアメリカの復権を目指すトランプ氏としても看過はできない。
どのような対応に出るのかが重要である。
もちろん、これはアメリカと北朝鮮という二国間の問題ではない。
つい先日グアム諸島を標的とするとしたことにより、アジア諸国全体の問題である。
さらに、北朝鮮を突き動かすエネルギーの源泉はどこなのか。
まことしやかに囁かれる、冷戦の名残としてのロシア、強大国家を目指す中国、オイルと武器の密接な関係を持つアラブ諸国。
これほどの後ろ盾がなければ挑発などできない。
北朝鮮は賢い近代国家であることを認めなければならないのだ。
さて、投資家の目はこの情勢になった時に為替の動きに注目する。
戦争は投資家と武器商人に富を産む。
私の陳腐な頭では円高になった理由がわからない。
円に価値を見出したわけである。
ミサイルが飛んでくると円の価値が高まる。
つまり、円を買い求める人が増えるわけである。
日本が戦争に突入したとして、円の価値は高まるだろうか。
円は弱ることは目に見えている。
ではアメリカが戦争に突入すると、ドルはどうなるだろう。
ドルも弱るのではないだろうか。
そうなってしまうと、ドルを保有しておくリスクは高い。
ドルを早めに円に変えておく方が得策である。
と、世間の投資家が考えているのかはわからないのだが、円高となった。
こういう時の為替の動きが読めない。
どういう理由なのか調べていきたい。
また、北朝鮮の後ろ盾がなんであるのか、北朝鮮はなぜミサイルを発射せざるを得ないのかについても、しっかりと調査していきたいところである。