おすすめスポーツ映画三選
夜風が涼しくなってきた。
今年の夏も終わり、また寂寥のある秋を迎えることだろう。
夏と言えば甲子園。
地元校が敗退すると、近県の高校を応援し、決勝ともなると解説者よろしく監督の采配に意見し、手に汗握る。
スター選手が日の目を見ることができないドラマも様々な場面に存在しているのだ。
私は野球観戦に興味がないのだが、スポーツものの映画は好きだ。
いくつかご紹介したい。
〇クールランニング
1993年に制作されたボブスレーを題材とした作品。
事実をもとにコメディタッチで描かれる。
ジャマイカの陸上選手がオリンピックに出場するため、ボブスレーに挑むという内容である。
全編を通しての明るい雰囲気と、明快なストーリーが魅力である。
家族で見るにはお勧めできる作品である。
〇コーチカーター
2005年作成のバスケットボールを題材とした映画。
社会問題に切り込む内容であり、貧しいスラム地域の高校に赴任したコーチが、厳格なルールを設定しチームを成功に導くという内容である。
スポーツよりも社会問題に焦点がおかれており、がんばればなんとかなるといった単純なスポ根ものとは一線を画す。
夜にじっくりと見たい映画である。
〇コッホ先生と僕らの革命
2011年の少年サッカー映画である。
20世紀初頭のイギリスとドイツの国交問題をベースとし、サッカーが進化していく瞬間を描いている。
社会問題に触れつつも明快なストーリーである。
20世紀初頭の服装の表現が秀逸であり、映像作品として素晴らしい。