弱さにサヨナラを
激動の一か月でした。プライベートも仕事も大きな転換を迎え、気持ちを新たにし引き締めていきます。
先日、長崎県の佐世保市にある「ハウステンボスリゾート」に行きました。
何とも牧歌的な雰囲気で、異国情緒あふれる景観に安らぎました。
アンブレラストリートを歩いていると、目の前をマーチングバンドが通っていきました。
圧倒されました。
あふれんばかりの元気と明るさ
ひとりひとりのはじける笑顔
胸が苦しくなるほど素敵でした。
毎日辛い練習をしているのだと思います。
感動を覚えるリズムと音量。
一歩も動けず、通り過ぎていくブラス部員の顔を見つめてしまいました。
この切なさは何なのだろう。
しばらく考えていました。
若さへの憧憬なのかとも思いましたが、胸に残る寂寥感はそれだけではありませんでした。
あの時代に自分は何を成してきたんだろうかと後悔している自分に気づきました。
決して、無駄に過ごした高校時代ではありません。
しかし、これほどまでに輝いていただろうかと思うのです。
そして、現在の自分を見つめなおしていました。
あの時こうしていたらなんて、甘い自責に酔いたくはありません。
きっと、一年後、五年後に今日を振り返った時に、同じことを思うのです。
「もっと頑張れたんじゃないか?」
もうこの気持ちを繰り返したくはありません。
今日のことを振り返った時に、熱のある一日だったと思えるように、今日一日を頑張って生きる。
このことを強く心に決めました。
妥協はどれだけでもできます。
同じくらい努力もできます。
甘い自分にサヨナラを。