おむえす

脳に栄養を

医療コラム

エビリファイがデジタルメディスンに

モーニングビジネスサテライトで気になるニュースがあった。 エビリファイのデジタルメディスン認証のニュースである。 エビリファイは抗精神病薬の一つで、主に統合失調症の治療に用いられるが、興奮や鎮静に対しても効果が高いため、ADHDやうつ病の治…

人工関節・人工骨頭での障害厚生年金の申請①

肘の骨頭を複雑骨折し、一旦はボルトで固定した。 退院後、リハビリと通院がみっちり詰まっており、社会生活に支障が出ていた。 このような場合、受給要件を満たせば「障害手当金」が支給される。 厚生年金に加入しており、障害年金の3級以上に該当しないが…

自閉症スペクトラムとアスペルガー障害のこと

最近よくアスペルガー障害は無くなったのかという質問を受ける。 無くなったと言えば無くなったのだが、どちらかと言えば自閉症スペクトラムに内包されたと考えて頂くのがよろしいかと思う。 アスペルガー障害が診断基準の難しい障害であること、また、どの…

衆院選2017を終えて

選挙公約を見て、投票先を決め期日前投票に向かった。 投票所には長蛇の列。 40分待ちと言われ当日投票に切り替えた。 これほど投票意欲があれば、政治に対する民意は反映されるのかもしれない。 そう思いながら帰路に着いた。 しかし、投票率を見ると戦後…

格致日新を心に

格物致知。 物事の本質や真理を探究し極めていくことである。 「格致」はその略であり、「日新」は日々新たにという意味である。 「格致日新」とは、日々新たに物事の本質や真理を探究し、常に極みを目指し向上するものである。 しかし、出典元があやふやで…

統合失調症患者への就労支援とカウンセリング

職場復帰を果たした日のカウンセリングで一ヶ月ぶりのクライエント(Bさん)と面談した。 Bさんは20代の統合失調症罹患者である。 症状は安定しており、症状に悩まされることは少ない。 集団療法が功を奏し、症状の軽減と社会復帰を実現した。 Bさんは高…

適応するために必要なこと

入院9日目である。 朝起きて最初にやることが、相場の確認になっている。 証券会社に勤める友人が言っていた。 「ぐっすり眠れる日なんてない。マーケットが世界で開くたびに、チェックするため目が覚めるんだ」 見るからに抑うつ状態であったため、仕事の…

脳機能の向上にはルービックキューブがおすすめ

指先の運動も兼ねて、ルービックキューブを買おうと思った。 しばらく調べていると、「スピードキューブ」という商品を発見した。 二個セットなのだが、一個あたりの単価500円程度である。 職場のデスクと自宅に置いておけると思い購入した。 タイムセールで…

救急入院の初期対応

入院生活7日目。 ついに一週間である。 博多駅にNEMちゃんうちわもらいに行きたい。 病院が救急指定を受けているので、深夜は救急車のサイレンが絶えない。 日中も遠くで鳴っている気がするほどだ。 音というものは思考に影響を及ぼしやすい。 特に私は…

患者の利益

入院生活5日目である。 術創部が腫れだしたので、医師に伝えた。 担当医が二人おり、どちらにどう伝えるのか難しいのである。 同時に来てくださればよいのだが、診療科が違う病棟に入っているため叶わない。 違う診療科に入院する こういう点では他にも不具…

リワークプログラムの展開

復職グループ(リワークプログラム)を実施している。 そのプログラムの一つに、心理の実習生と共に行う認知行動療法がある。 従来SST(社会生活技能訓練)を行っていたのだが、対象者を選定して論理的思考を身に着けるワークを本年度から展開している。 一…

自己覚知が知覚でメタ認知?

実習生を指導していると、「自己覚知」という言葉が思い起こされる。 精神保健福祉士では自己覚知として学習したが、他領域では「自己知覚」であったりする。 もうすこし狭義にすると「メタ認知」であろうか。 あまりに自己覚知言い過ぎで、ゲシュタルト崩壊…

心の風邪は今も通じるのか

Zaifが開通できない。 郵送待ちである。 Zaif 予想としては10月にXEM@40.0と思っているので、先日の上昇トレンドに触発された私のようなものが、ジワリと上げてくれるのではないだろうか。 希望としては、その方たちより二日ほど申し込みが早かったはずなの…

ソクラテス式問答法でカウンセリングを展開する

ソクラテス式問答法はご存じだろうか。 ソクラテスといえば、哲学の祖として名高い。 かのプラトンの師である。 生きていく上では、「ソクラテス、古代ギリシャの哲学の祖、無知の知」という三点だけ覚えておけば、対人関係や話題で困ることはない。 よりよ…

小銭拾いの真実

日付の変わるころ、@37.0を突破したXEMのお祭りを羨ましく思いながら眺め、眠れぬ夜を過ごした。 一夜明けると、利確に動くZaif民の動きの大きさに驚いた。 ここは辛抱のしどころかと思うが、リスクは少なくしたいという気持ちはよくわかる。 リスクを取れ…

カウンセリングで行き詰った時の隠されたヒント

カウンセリングの中で行き詰ることがある。 症状が改善しないのだ。 「気持ちが前向きになりません」 そうおっしゃられる。 カウンセリングの目標は何であろうか。 職場復帰、学校へ行きたい、落ち込んで苦しい。 眠れない、食欲がない、動けない。 人により…

誰がために禁煙をするのか

友人が難病に罹患した。 バージャー病。 閉塞性血栓性血管炎である。 友人は身体を使う仕事に就いている。 男職場で激務を行っていた。 ある時から、足が痛んでいたという。 長く動けない、そう感じて受診したところ、「バージャー病」と告知された。 幸い壊…

統合失調症ではなかった統合失調患者のお話し

以前治療援助をした方から連絡が入った。 また体調を崩したのかと憂慮したが、そうではなかった。 来月より某大企業の短時間正社員として採用されたという報告であった。 私がその方(A子)と出会ったのは、心理検査の依頼であった。 エキセントリックな服装…

卵かけごはんと自閉症スペクトラム

卵かけごはんの一時的な盛り上がりは何だったのだろうか。 TKG 特集本まで出される始末であり、専用かけ醤油は未だにスーパーに並んでいる。 熱しやすく冷めやすい。 国民性でもあり、大衆迎合社会の副産物ともいえる。 押しなべて周囲に合わせることが必要…

車検を受けて、近未来の制度について想いを巡らす

車検に行った。 私の住む地域は地方都市の外環になるので、車は必需品である。 さらに出身地は片田舎なので、車がなければ帰省できない状況である。 という所有の言い訳は置いておいて、車検に際して感じたことがあった。 まず、納税証明書が手元にない事で…

苦しい時にこそ『置かれた場所で咲きなさい』を読む

入院中に何度も何度も読み返した本がある。 以前も読んでいたはずだが、不思議と心にしみた。 年齢を重ねた経験がそうさせるのか、理解力が養われたレディネスなのかはわからなかった。 三度ほど読み返した後、当時大切にしていた友人に送った。 一緒に読ん…

残暑の空を見上げて余暇について考える

職場へ向かう電車は空席が目立ち、まだお盆休暇の余韻を感じる。 日本各地を襲う豪雨の影響は、通勤路にも見え隠れしており、ひっくり返った側溝の蓋が雨の強さを物語っている。 駅を一歩踏み出すと澄み渡る青空が広がっており、残暑の始まりを告げていた。 …

医療界はサービス化が進む

お盆である。 医療界において基本的にお盆は休みではない。 そもそも斜陽産業とも言える医療業界はサービス競争が行われているわけで、休みという概念は崩れつつある。 院長は明確にお盆が休みでない理由を述べる。 「病気に休みはない」 確かにその通りだ。…

私という誰か

自分が何者であるか。 ふとした時に病魔のようにこの感覚が忍び寄ってくる。 何のために生き、何を目指しているのか。 不安で押しつぶされそうになり、胸をかきむしりたくなる。 このような不安を、「実存的不安」と呼ぶ。 哲学の世界ではこの不安を学術的に…

正直者が馬鹿をみる三つの理由

社会に出てすぐに先輩から受けた忠告がある。 「フランクなのは君のいいところだけど、正直さが身を滅ぼすよ」 この言葉の通り、すぐに目の敵にする同僚が現れ、その執拗な怒りは退職するまで続いていた。 いまも原因はわからない。 ただ、感じたことをその…

標準化と変化と

最初に働いた職場も病院であった。 今のような心理士の仕事ではなかったが、地域の中堅病院の総務事務として入職した。 時は「病院医療機能評価機構」といういわば高級官僚の天下り先とささやかれる認定機構が全盛期の時代であった。 当時はどこの病院も躍起…