おむえす

脳に栄養を

ナースの資質

入院10日目。

 

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痛みはかなり落ち着いてきたので、今日退院できるだろう。

というか、昼までに職場に行かなければいけない状況である。

退院できなければ強行外出である。

 

担当してくれている看護師が、とても能力が高い。

能力といっても、看護技術ではない。

一つ一つの対応能力である。

精神科で重要なのは、場面においてどのような発言をするかである。

言動全てには意味があり、それを解釈し、何と返していくのかである。

正解はなく、マニュアルのない世界で、目の前のクライエントに合わせて探求していく世界である。

「眠れない」と訴えるクライエントの背景は何であろうか。

痛みがあるのか、興奮しているのか、寂しいのか、不安があるのか、生活リズムの問題なのか、など枚挙にいとまがない。

担当の看護師は、この部分がうまいのか、天性のものなのか、心がホッとする一言を出してくれる。

10日間で十数人の看護師と会った。

静かに過ごしているのだが、印象に残るのは彼女だけである。

何かを頼むとき、バイタルチェックの時、予定の確認。

いつでも誰にでも優しく、よい対応をしている。

診療科が違うが、ぜひ同僚として欲しい人材である。

 

欠点は少々色気が強いことだろう。

Zaifの今月の展望

日がな一日Zaifトークンのチャートを見ながら過ごしてしまった。

 

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いよいよ回復の兆しを見せてきているZaifトークンであるが、今後の展望はどうなるのだろうか。

 

まず、回復というのは間違いだろう。

私のような新参者からすると、以前の相場に戻りつつあるように感じる。

ここでいう以前の相場とは、9月に入ってからの@1.2を意味する。

というのも、にわかはZaifトークンの乱高下が起きた8/27に慌てて口座を開設したのだ。

 

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しかし、口座開設に時間がかかり、つい先週末に開設ラッシュが起こったのではなかろうか。

 

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私は入金にも手こずり、後手後手もいいところであったのだが、それでも比較的安い単価で入手できた。

ちなみに、私はRippleホルダーであったので、狙いはCOMSAであり、狙いはNEMだったのだ。

COMSA入手について追っているうちに、Zaifトークンからの購入に浮気したという体である。

 

さて、話を戻すと、そんな我らが見ていたZaifの相場は@1.2なのだが、先駆者からするとZaifは@0.1のトークンである。

とすると、現在の価格は驚くべき高価格である。

回復ではなく、高騰だ。

では、@0.5まで戻るのか。

個人的にはそうは思えない。

先ほど申したように、口座開設に時間がかかっている。

先週末に開設の通知を受け取ったので、銀行振込処理にすれば取引開始は明日からである。

 

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COMSAの登録者数は増加している。

ボーナスを考えると、今後もZaifトークンの購入は一気に進む。

 

月末まで増資。

 

これが私の考え方である。

もっとも、増資金がないので、私は指をくわえて見ているしかない。

月末の価格が見ものだ。@4.0は遠くない。

かもしれない。

 

どちらにせよ、購入は急いだほうがよいだろう。

 

Zaif←開設はこちら

 

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Zaifトークン利益率(19:30)

123%

ミラクルクエスチョンで問題解決

「資金がいくらでも自由になるなら、どう会社を経営するか考えてほしい」

 

ベン・ホロウィッツ著の「HARD THINGS」はハッとさせられる言葉が散りばめられている。

CEOとしての苦悩の日々をつづった同書は、我々に生きるヒントを与えてくれる。

心理領域から拝読すると、ミラクルクエスチョンと呼ばれるブリーフセラピーの手法に似ているワードが登場する。

ミラクルクエスチョンは奇跡が起こったら何をするのかを想像し、短期間に問題解決へと導いていくものだ。

このミラクルクエスチョンは意識せずにコミュニケーションの中で登場するものだ。

カウンセリングで用いる場合は、目的がはっきりし、そこに解釈が行われるという点にある。

例えば、「宝くじに当たったらどうする?」というのは好例だろう。

 

さて、冒頭の質問はホロウィッツがパートナーから尋ねられた質問である。

これにより、彼らは危機を乗り越えた。

ミラクルクエスチョンは創造性を刺激し、活力を見出す。

 

著名人の本を読んでいるときに沸き起こる感覚がある。

この人だからできたんだろう、ということだ。

まるでドラマを見ながら「現実ではありえない」とぼやいているかのようだ。

ドラマティックなことが起こればドラマになる。

ドラマティックなことが起こせれば成功者になりえる。

自分ではやらない言い訳を、当人の特殊性に求めているのだ。

叶えるための努力をどれだけしたのだろう。

少なくともホロウィッツは努力し駆け回り、何度も挫折した。

資金がなければ何も始められないわけではない。

日本でも同様である。

 

「資金がいくらでも自由になるなら、どう会社を経営するか考えてほしい」

 

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あなたが問われたら、どう答えるだろうか。

 

 

それをやらないのは何故だろうか。

 

 

 

今できることは何だろうか。

 

 

 

 

このアイデアを思い浮かべる前のあなたの心と、どう変わっただろうか。

 

 

適応するために必要なこと

入院9日目である。

朝起きて最初にやることが、相場の確認になっている。

 

証券会社に勤める友人が言っていた。

「ぐっすり眠れる日なんてない。マーケットが世界で開くたびに、チェックするため目が覚めるんだ」

見るからに抑うつ状態であったため、仕事の進退の相談を受けた時には迷わず退職することをすすめた。

会社の方針でそれから三年は辞められなかったが、何とか無事に退職できた。

 

 

環境適応能力とは素晴らしいものだ。

友人は地獄のような証券会社で数十年やり遂げた。

適応できないものは早々に去る。

彼の退職時、数千人の同期は10人以下に減っていたという。

彼を適応へと導いたものはなんであろう。

 

彼とは中学校のクラスメイトだ。

彼は不良グループのメンバーだった。

家庭が複雑で、友人作りが苦手。

頭はいいのだが、堪え性がない。

高校には中退留年を経て5年間通った。

親友であった不良グループのリーダーは、20歳を迎える前にシンナーから抜け出せずに、命を絶った。

一年の浪人生活をし、私が心理学を学んでいる大学に三年遅れで入学した。

彼は相変わらずどこか寂しそうで、すねていた。

長めの前髪で、目が隠れている。

痩せた体で煙草を吸い、ベースギターを弾いていた。

 

不思議と私たちは似ていた。

 

浪人中に彼は言った。

「人より遠回りして、それでも大学に行こうとしている。そこまでして行こうとしてる大学だから、きっとすごいんだと思う」

「ないよ。大学なんてクソだ。呼吸するのでさえ嫌になる」

私は優しく答えた。

それでも彼は入学し、私の言ったとおりだったと力無く笑った。

私も彼も4年間耐えた。

忍耐だ。

環境に適応するためには、鈍感力が必要だ。

何が起きても、自分の外のことであると感じよう。

 

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入院も9日目になると、救急搬送で目が覚めなくなった。

おしゃべりなご老体達とも会話し、自主リハビリして時間を過ごしている。

目的は退院。

ここで起こることは過程でしかない。

隣の病室で、眠れなかったと暴れる人の声と物音が響いている。

心を乱されない。

そうして鈍感力を身に着けていく。

 

 

Zaifトークン利益率(7:00現在)

 112%

脳機能の向上にはルービックキューブがおすすめ

指先の運動も兼ねて、ルービックキューブを買おうと思った。

 

しばらく調べていると、「スピードキューブ」という商品を発見した。

二個セットなのだが、一個あたりの単価500円程度である。

 

職場のデスクと自宅に置いておけると思い購入した。

タイムセールでさらに安くなっており、一個当たり400円ほどであった。

 

指先の運動は脳機能とへの影響が強く、頻繁に動かしておいたほうが良い。

ルービックキューブは立体パズルであるのは周知の事実である。

特に文系や女性の方には、立体図形を頭の中で構成することが苦手な人が多い。

こういった能力は「知覚統合」といい、展開図などの問題に役立つ。

また、日常生活において多面的に物事を判断する力や、作業処理においてはその速度や戦略に影響を及ぼす。

この能力を伸ばすことに、ルービックキューブはもってこいだ。

さらに、論理的思考を伸ばすことができる。

情報処理の戦略と似ているのだが、数回の操作で目的の色をそろえるという思考が求められる。

それを判断し実行するということが必要なのだ。

老若男女問わず、手にして欲しいパズルなのだが、操作性がとても重要である。

 

 

さて、注文から二日後には早速商品が到着した。

不思議とプライム会員でありながら、プライム商品が翌日や当日に届くことは私の場合ない。

田舎の宿命なのか、選ぶ商品の問題なのか、基本二日後が最短である。

思ったよりも小ぶりな箱である。

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老若男女と言った舌の根が乾かぬうちに言おう。

対象年齢6歳以上だ。

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パッケージを開けると、みっちりと詰まっている。

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そして、ラベルのようなものも。

説明書類は一切ない。

 

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拡げてみた。

貼り換えようのシールだと思う、多分。

全部箱から出してみる。

 

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なんと、スリープ付き。

インテリアとしてもおしゃれ。

サイズはこれくらい。

 

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よく手に馴染む。

やや小ぶりといった印象。

片手でも操作できる。

女性や子供にはこれくらいがちょうどいいだろう。

 

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指一本でも軽く動く。

すごく滑らかだ。

軽さも申し分ない。

これはお得だ。

 

私のように自宅とオフィス用とするもよし、パートナーと分け合うもよし、子供が喧嘩せぬようにというのもよし。

二個セットは魅力である。

 

回るっ、回るぞ!と遊んでいたら、元には戻せなくなってしまった。

情報処理の戦略をめぐらし、論理的にパズルを組み立てていこうと思う。

うまく揃わないのがずっと続くと胃がモヤモヤしてきたので、はまり過ぎには要注意。

Zaifデビュー

先日詰んでいたペイジーの支払いが、銀行ATMで完了した。

 

早速取引開始。

判断材料がないので、上げ相場でありながら-3%の指値Zaifトークンを注文。

かつてXRPの取引を開始した時も、なかなか約定せず成り行きに近い価格で買ったことを思い出す。

NEMと迷いながらの注文だったので、まあとりあえず様子見ということで。

 

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注文したらすぐに洗髪に案内された。

もう一週間は入浴できていないので、ありがたい限りである。

10分ほどで病室に戻り、メールの受信を見た。

 

「約定のお知らせ」

 

えっ。

三分後に約定している。

 

しくじったかも。

チャートを見ると、しっかり下がっている。

日足では上げ相場の中、上限に近い価格で入手したことになる。

市況を見れなかったので仕方がない。

COMSAのICOを待つとする。

Zaif

 

本日の利益率(17:45)

98.6%

朝井リョウ「何者」とモラトリアム

入院8日目。

朝井リョウ著の「何者」を読む。

 

朝井氏は「桐島~」だけしか読んでいないのだが、この小説を手にしたときに、何となく不安を感じた。

数ページ読んだところで、内面に突き刺さる鋭い棘がささったような感覚を覚えたのである。

 

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ストーリーを簡略にまとめると、大学4回生前後の男女7人ほどの交流が描かれている。

思春期後期の心性やモラトリアム期の終結に向けた心情が丁寧に描かれている。

 

丁寧であるからこそ深く突き刺さるのだ。

 

 

人間は変化に弱い。

環境が変わると心身に影響を及ぼす。

適応力が求められる。

周りを変えることは難しい。

変わるのは自分である。

変わるということは苦痛だ。

変化からの逃避が、甘い自己解釈を生み、万能感を保護する。

無価値ではない愛される自分を保つために、殻を作り防衛する。

 

「何者」を読むと、だんだんこの感覚が加速し、あっという間に飲み込まれる。

SNSが生活インフラとなった現代の、承認欲求の行き場と共に、物語も加速する。

 

映画化される前に一読いただきたい。

 

映画を見る時間よりも、原作を読む時間の方が長い。

それだけの情報を脳が処理しているということだ。

棘が刺さるタイプの人間なのか、誰かを思い出すタイプの人間なのか感じてみてほしい。